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2013.07.12

入門用PCオーディオプロセッサーで、高級CDプレーヤーに挑んでみた!
 
 
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パソコンで高級オーディオ顔負けの良い音が聴けるってご存じでしたか?

 

いまオーディオ業界ではPCオーディオ、ネットワークオーディオの新製品が花盛り。
久しぶりの盛り上がりを見せています。

 

じつはこのPCオーディオ、皆さんのお手持ちのパソコンに
ちょっとした機械を加えることで、簡単にはじめられるのです!



オーディオプロセッサーを用意しよう

「パソコンならもうスピーカーをつないでいるよ」という方。

 

大いに結構です。でも、今回はちょっといい音を聴いてみようという企画です。
そこで、パソコンとスピーカーの間に、ぜひ追加していただきたいものがあります。


それが『オーディオプロセッサー

パソコンとUSBケーブルで接続して、デジタル音源を「高品質なアナログ音源」に変換してくれる機械です。

まず、この機械を使うメリットについてご紹介します。

 

 

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ちなみに編集部Hisaが試した機器はこちら

オンキョー  
USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U33GXV2(B)

実売価格 14,800円 (2013年7月現在)

 


オーディオプロセッサーを用意しよう

メリットその1  高品質なパーツを使用

オーディオプロセッサーには、オーディオ用のコンデンサーや、専用回路など高品質なパーツがふんだんに使われています。

 

パソコンに搭載されたオンボード音源とはこの部分が大きく異なります。
もちろん、その分音楽がより高音質で楽しめるようになります。

 



メリットその2  パソコン内部のノイズから回避できる


実はパソコンの内部は微細な音楽信号を扱うには向かない環境なのです。

その理由はパソコンそのものや、CDドライブが発生するノイズ。

 

そのため、オーディオプロセッサーの多くは本体から切り離してUSB接続とするものが主流です。

 

これにより、PC内部のノイズに影響されることなく、オーディオプロセッサーの性能を思う存分発揮!
PCとは思えない高品位なサウンドを楽しむことができます。



メリットその3  デジタル・アナログ変換に専念できる

CDプレーヤーの仕事は結構たいへん!

 


メリットその3  デジタル・アナログ変換に専念できる

CDプレーヤーはいろんなことを同時に行わなければいけません。

 

①CDからデジタル音楽データの読み取り

②読み取ったデータのエラー補正

③デジタルをアナログに変換して音声出力

 

全て一発勝負です。それを高精度かつ、高品質に行うのはコストがかかるのです。 

 



パソコンのCDの読み取り精度を活かします

 



 

そのために、パソコンと、オーディオプロセッサー、それぞれの得意分野で分業させます。

 

①CDからデジタル音楽データの読み取り

 パソコンならではの「高速」読み取り。
 万が一読み取りエラーが生じた場合も、
 同じ箇所を何度も読み取ることで正確な
 データを記録します。

 

②読み取ったデータのエラー補正

 CDから複数回読み取ってデータ補正された
 デジタル音楽データは、
 より読み取りの安定したハードディスクや、
 メモリーカードに保存されます。



オーディオプロセッサーにデジタル・アナログ変換を任せます
 


③デジタルをアナログに変換して音声出力

 パソコンに保存されたデジタル音楽データを
 アナログ変換します。
 パソコンやCDドライブの回転機構が発するノイズと
 振動から切り離されているため、高精度な
 デジタル・アナログ変換が可能になります。

 

 



高級CDプレーヤーと対決してみました!

さて、理屈は分かりました。でも、実際にどの程度の音質になるのでしょうか。

 

そこで、オーディオに詳しい筆者の知人宅にオンキョーの
オーディオプロセッサーSE-U33GXV2を持って押しかけました。

いざ対決です!

 


お相手となるCDプレーヤーは下記の製品。

マランツ SA-11S2   
定価:472,000円   ※現在は生産完了品


高級CDプレーヤーと対決してみました!

パソコンとの接続は簡単!


パソコンとの接続は簡単!

まずはSE-U33GXV2をパソコンにUSBケーブルでつなぎ、
そのあとアンプにRCAケーブルで接続しました。

 

パソコンとSE-U33GXV2は、特に何の設定もなく認識されました。これは簡単です。

CDをwavという非圧縮方式で取り込んだ音源でテストします。

 

 



SE-U33GXV2の実力に驚く!


SE-U33GXV2の実力に驚く!

やがてデスクに置かれたスピーカーら、びっくりするような音が出てきました。

じつはこの前に、パソコンに搭載された音源ボードでも試していたのですが、まったく別物です。

 

①高域  ほどよく伸びています。
②低域  力強い。ガツっとした音のかたまりを感じます。
③解像度

くっきり明瞭。音の一つ一つに厚みが増しました。

④立体感  音の広がりが増し、楽器一つ一つの位置がわかります。

まさに高級オーディオの音ですね。

15,000円程度でこの音に変わるなら大満足ではないでしょうか。



マランツ SA-11S2はそれ以上


マランツ SA-11S2はそれ以上

同じCDを今度はマランツ SA-11S2で再生します。

・・・これはちょっと凄いです。

さきほどのオーディオプロセッサーSE-U33GXV2で十分かと思われた帯域が、さらに広がりました!

 

①高域  透明でつややかな響き。心地よい音。
②低域  重く深い。キレの良さ、スピード感もある。
③解像度

粒子が細かく、メリハリのある音。
ボーカルが消え入る際のかすれるような音も聴き取れる。

④立体感  楽器の間隔がさらに広がる。
ステージが目の前に再現されたよう。 

 



SE-U33GXV2で十分幸せ


SE-U33GXV2で十分幸せ

SA-11S2にすっかり衝撃を受けたあと、再びSE-U33GXV2につなぎ替えてみます。

 

改めて聴き直すと、SA-11S2より音の数が減り、楽器も中央に集まりぎみ。
さすがに47万円の製品と比べるのは分が悪かったようです。

 

でも、しばらく流していると気にならなくなりました。
これはこれで十分良い音です。


ガツンとした重い低音も、キレのあるボーカルも楽しく、いつのまにか音楽の中に引き込まれていました。

 


U-NEXTまでいい音に!

ものは試しにと、ギガシネマ with U-NEXTの会員IDにてU-NEXTにログインしてみました。

いくつかの映画と、ライブビデオを見てみましたが、こちらも驚きの高音質に!

アベンジャーズのクライマックスの戦闘シーンでは、部屋を揺するほどの低音が響き渡ります。
ライブビデオではピアノが消え入る際の余韻まで綺麗に再生されました。



今回のまとめ

今回比較した2製品の価格差は30倍以上。
ただし、音にそこまでの差はついていません。

 

比較さえしなければ、オーディオプロセッサー SE-U33GXV2は十分満足できる音を聴かせてくれることが分かりました。

 

また、CD以外にも、ネットで購入した音楽や、U-NEXTなどの動画サービスも高音質で楽しめるというのは新たな楽しみです。

オーディオプロセッサーの導入は、その後のインターネットライフを間違い無く充実させてくれるものになると実感した、今回の実験でした。

 

※今回の比較試聴はあくまで筆者の主観に基づくものです。聞こえ方や感じ方はそれぞれ異なることがありますので、あくまで参考程度にとどめていただければと思います。

 

 

 



予告

オーディオプロセッサーはアナログレコードや、カセットテープのデジタル保存も大得意。

次回はそのやり方をご紹介します。お楽しみに!



 
 
 

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