トップ便利に > いい加減古くなってきたCドライブのHDD。そこで速くなると評判のSSDにOSごと入れ替えてみました!

記事

記事アイコン

2014.10.03

衝撃!SSDにすると起動時間はここまで速くなる
 
 
このエントリーをはてなブックマークに追加



SSDってご存じですか?

略さず書くと「ソリッド・ステート・ドライブ」高速なメモリを大量に束ねてHDDのように使えるようにした物です。
条件によってはHDDの5倍も高速になるとか。



最近自宅のパソコン(Windows 7)のOSの立ちあがり回りが非常に遅くなってきて起動時間に40秒近く掛かっている筆者、SSDに替えた同僚の「速くなるぞ~」の声もありとうとう購入してしまいました!
 
気になるお値段は256GBで13,000円。2TBのHDDとほぼ同額です。1GBあたりでみるとSSDはHDDの約8倍高価ということに。
 
  HDD 1GBあたり約6.5円
  SSD   1GBあたり約50円
 
それでも半年前に買った同僚は同じ価格で128GBだったとのこと。HDDなみになるのは時間が掛かりそうですがお手軽になりつつあるようです。
 
 


つないでみようSSD

さて挑戦してみますか。
ちなみに筆者のパソコンはデスクトップ型です。筐体は大きくなりますがこうした増設や交換がしやすいのはメリットですね。
 
今回の最終目的は今のパソコンのCドライブ(起動ディスク)をSSDに替えること。新たにソフトをインストールする手間を省くために今の環境をそのままに引越させます。
 
まずはパソコンのケースを開けて電源コードSATAコードを繋ぎましょう。
SATAとはシリアルATAのこと。 かつてのIDEの大きくて平べったいケーブルに比べると抜き差しも取り回しも楽です。

つないでみようSSD

つないだだけですがDドライブとして認識されました。これのフォーマットが必要なのですがはひとまず置いておいて、次にCドライブの引越準備をします。
 
つまりいらないものは削除するか、他のHDDに移すなどして身軽にするということ!


ここで一点注意点
 
→『マイドキュメント』フォルダをCドライブに置いている人へ
 
『マイドキュメント』フォルダはOffice系を始めとする各種アプリが指定する保存先になるのでとかく膨らみがちです。別のHDDがある場合はそちらに移してしまいましょう。


手順
1,マイドキュメントのプロパティを右クリック
2,場所のタブをクリック
3,移動させたいドライブを指定して、移動ボタンをクリック



その他、たまにしか見ないような画像や動画も他のHDDやDVD-R、USBメモリなどフルに駆使して待避させましょう。


SSDをフォーマット

今回はCドライブから移すデータ容量が新たに用意したSSDの半分程度となるよう調整しました。今後追加するプログラムなどもありますし余裕を持たせておきたいですね。
 
さあ、いよいよSSDのフォーマットです!
これもそれほど難しくありませんので落ち着いて作業してください。
 
まず「ディスクの管理」を以下の通りに開きます。
 
・コントロールパネル → ・システムとセキュリティ
・ハードディスクパーティションの作成とフォーマット
 
ここで「ディスクの管理」を開いたら対象となるSSDを右クリックして「新しいシンプルボリューム」を選んで実行します。

SSDをフォーマット

データを移そう!

ようやくSSDが使える状態になりました。

 

続いて現在Cドライブとして使っているHDDのデータをOSごと移しましょう。注意しなければいけないのは単なるコピーではダメということ!

 

OSが含まれているドライブを移す場合は「クローン」と呼ばれる作業が必要になります。

 

専用ソフトが必要なのですがWindows 7には含まれていないため、今回はフリーソフトを用います。

 

Todo Backup Home 

EaseUS社が制作するフリーソフトで、HDDドライブの交換を行う際の定番ソフトです。 



Easeus Todo Backupでクローンを作ってみよう

まずEaseus Todo Backupのインストーラーを解凍し、インストールを実行しまず。

 

次にライセンスの取得を求める画面が現れますが、基本的な作業は無料版でできますので無料版の選択にて進めればOK。


Easeus Todo Backupでクローンを作ってみよう

インストールが完了したらアプリ右上に表示される「クローン」を選択します。

続いて現在OSが入っているHDD(Cドライブ)を選択し、

さらに次の画面でフォーマットしたSSDを選択します。



あとは実行して待つだけ!


CドライブのHDDを事前に必要なファイルとシステムだけにシェイプアップしていたのでクローン化は30分程度で終了しました。

 

クローンが作成出来たら現在Cドライブとして使っているHDDのSATAケーブルをSSDにつなぎ替えて起動してみます。これでOSが起動していたら完了ですが・・・

 

 

 

・・・無事起動しました!

 




今までOSを格納していたHDDは余ったSATAポートに接続しDドライブとして新たな人生を歩んでもらいましょう。

みせてもらおうか、SSDの性能とやらを!

一旦立ち上がった後、今度は起動時間を計るため再起動させます。


えっとストップウォッチは、と思ったらもう起動している!?
なにこれ、間違いじゃ無いの。
あらためて計り直すと7.6秒!

40秒が7秒ですよ! 5倍以上も早くなりました。

 

 


みせてもらおうか、SSDの性能とやらを!

ポイントはランダムアクセスのスピード

SSDによる速度改善がここまで劇的に現れた理由はランダムアクセスにあります。

 

HDDやSSDなどのストレージの読み書きには、一定の場所から連続して読み書きするシーケンシャルアクセスと、バラバラの場所から読み取るランダムアクセスがあります。

 

動画データや画像データのような大きなファイルは一般的にシーケンシャルアクセスで扱われ、OSの起動時に用いられる細かな大量のファイルはランダムアクセスで扱われます。


HDDは実はこのランダムアクセスが苦手。

シーケンシャルアクセスで100MB/sの読み込み速度となるHDDも、ランダムアクセスでは30MB/sに低下することも。


対してSSDはシーケンシャルアクセスとランダムアクセスに速度差が殆どありません。ちなみに筆者の購入したSSDは両方とも200MB/s以上の速度でした。


なので、OSの起動やプログラムの立ち上げがすっごく速くなるのです。それにしても5倍とは恐れ入りました。



思わぬ落とし穴「システムで予約済み」領域

さて高速起動に満足してからSSDの空き容量を見てびっくり。

半分以上(128GB)空けていると思ったのに残り50GBしかない!

なぜ?

 

犯人は「システムで予約済み」の領域でした。

長く使っているWindows 7をクローンしたために、システム予約領域も拡大し結果、70GBなんて容量を予約していたのです。

 

 Windows 7の場合100MB~200MBが最適、Windows 8の場合でも350MBもあれば十分とのこと。

 

このように拡大してしまったらパーティションの変更で対処しましょう。EaseUS Partition Master Free というソフトが便利です。こちらはまたあらためて紹介しますね。



まとめ

「SSDは寿命が短い」と言う話を聞いたことがありませんか。

メモリの読み書きには回数制限があります。しかしこの耐久性が向上してきて、むしろモーターや磁気ヘッドなど可動部品の多いHDDより耐久性は高いというのが最近の評価です。

 

ということで、3年以上使っているHDDなら保守交換の意味でもSSDへの切替がおすすめ! 

とりわけOSやプログラムの起動時間の短縮は衝撃的ですよ。



 
 
 

本サイトに記載されている製品名、会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。また、各記事、情報に関する著作権は、その各作成者または提供者に帰属します。